一週間
展覧会に参加するため上海に行ってきました。
やはり毎日めまぐるしく過ぎ、観光らしきものも何もできなかったけど、
食べものおいしかったし、楽しい滞在でした。
同じ展覧会に参加していたトメック曰く
「中国での展示準備がもし三日あるとしたら、最終日しかなにもできないよ」
とのことで、半ば「うそーん?」と半信半疑だったのですが、まさにその通り
の事になったのは言うまでもありません。
なにしろ展示スペースに電気がきたのはオープニングの日だったのですからねぇ。
ま、そういうのに少し慣れてきている自分もいるのですが、
電気がなくては何もチェックできないし、英語ができるスタッフもあまりいなくて
最初はちとイライラし、だんだんどうにでもなれと。
そもそも本当は
The Creek Art Center という場所での展示が決まっていたのだけど、
古い倉庫だったその施設の消防法が急に変わり、そこで展示できないという
事になり急遽「海上海 Hi Shanghai」というまだオープンしていない文化センター
での展示になったのでした。Creekのスタッフとキュレーターはさぞかし大変だったでしょう
けど、アーチスト側は「海上海」というお金持ち会社のサポートがあったおかげで、
三食+豪華ホテル付き で、何も文句はいえませんわ・・。

■↑CreekArtCenterでのmeeting
光州で仕事しているローピンが、上海にいるアンディを連れてOpeningにきてくれ
、次の日小籠包を食べにつれてってもらったりした。
ストローで中のスープを吸ってから食べるものもあり、蟹味噌入りなんか最高にうまいもんだった。
ということで「小心胃袋巨大化!」ってもう遅いけどなぁ。。。

今回の展示のキュレーターをしたトメックとハロ(from Germany)は、
Duolun Museum(上海現代美術館) でもキュレーションと作品を出していて、
ローピン達とオープニングに駆けつける。
そこでの展示はすごい質の高いものばかりでとてもよかった。
やはりここでもビデオ作品が多いのですけど。
そのあとの打ち上げで、Duolunのキュレーターさんの英語の喋り方がすごく
大袈裟で嘘っぽくて、私のツボに入りしばらく笑いが止まらなくてすごい困った。
あの人を撮ったらすごいおもしろいだろなと思った。
最後、上海を発つ時に飛行機が故障し、10時間も待たされ
また中国に再入国し、郊外の廃れたモーテルに連れて行かれ
ここで休めと。。朝七時に空港入りして関空に着いたのが
夜10時。ほんとに疲れきってJRの最終にやっと乗って
そこからあまり意識がない・・・ぐらい疲れてしまった。
皆より一日早く上海を発ったけどほとんど意味なし。
ま、墜落して死なずにすんだと思ってよしとしょう。
帰国してから色んな人の訃報を聞くので、そんな風に思ってしまいます。
さっきニュースみたら吉朝さんもお亡くなりになったとか。
あーショックです。